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☆TRACKにのって☆

3月9日 の 日記☆

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野田秀樹さんの お芝居 「THE BEE」を 観にいった。
お正月に 野田さんから 手書きのお手紙がとどき(もちろん コピーです) ただならぬモノを感じていこうと思ったのでした。
外国人が演じて 英語のせりふで 字幕付き。 という ご案内。
どんなんだろうと いったら とっても 隠微な舞台セットでした。

お芝居を観て かんがえました。
とても 大きな衝撃を うけたんです。
その衝撃が なんなのか 考えていました。
あまり まとまらなかったんだけど まとまりすぎるまえに 書いています。(ごめんなさい)

人が 安心して 当たり前に暮らすことを まもってるのは
国でも 法律でも 警察でも ないということ。

人が ひとでいるために 必要なのは 「理性」なのでは。 思ったんです。

主人公の男は 息子の誕生日の日に 家族を人質に とられました。
犯人の言い分は 離婚したくなくて 立てこもった とのこと。
主人公の男は 復讐するために 犯人の家を のっとりました。
犯人の息子も 同じ日に誕生日で 同じ歳でした。

男と犯人は 文通をするみたいに お互いの人質の指を 毎日 切断し送りあいます。
最初は 息子ので、次は 女房の。
配達人は 警官でした。
第三者がいて それでも防げない 中にはいっていけない希薄な関係性を 感じました。

共食いのイメージもありました。
男が送った 犯人に息子の指は 犯人から 自分の息子の指を送らせる きっかけとなったのです。
女房は にょうぼう にされ、
指を切断されるのが 日常になっていくのです。
そうして 6歳になったばかりの 息子は自分から 指を切断されるようになり
女房は 自分から にょうぼう になっていきました。

20日後 もう 指はありません。
主人公は ひらめくのです。
すると ハチの羽音。
舞台なので 実際には いません。
設定上では いたのでしょうか?
それとも すべてが ひっくりかえってしまった男にしか きこえない音だったのでしょうか??

環境が変わると 人の心は大きくかわるんですね。
わたしも 男と同じ事をしないとは 断言できない と思いました。

「THE BEE」を みて なにもない日常を送ることが 一番むずかしいのかもしれないと 思いました。

主人公の男は キャサリン・ハンターさんが演じていました。
写真でみて 大きいかたなのかな~ と思っていましたが とても小柄な方でした。
野田さんが 女房役でした。
野田さんが とてもきれいな女性に見えました。
それに英語が きれいでした。

いろいろと すごかったですよ!!!!!

観にいって よかったです☆
by star-track | 2012-03-15 23:39